少し前に引越しをしました。世の中こういう状況で外に出られないため、ここぞとばかり家にいる時間を利用してスマートホーム化を行いました。ついでにいろいろと家具も買いましたので紹介します。

購入したもの

FYRTUR 遮光ローラーブラインド

今の住居に引っ越してきてからはたまたま持っていた丈の足りないカーテンを掛けてごまかしていたのですが、ようやくちゃんとしたものを購入しました。

設置は難しくありませんが、壁に固定するための木ねじが同梱されていないのには参りましたね。慌ててホームセンターに買いに行きました。

TRÅDFRI ゲートウェイを設置しておくと、アプリから開閉ができたり、時刻や帰宅に合わせて開閉を自動化できて良いです。

たとえば、朝は日の出のときにフルオープンにするようにしています。

夕方は、日の入前1時間で40%閉じ、日の入時に100%閉じとしています。閉じる際は、合わせて照明もオンにするようにしています。

カーテンの開閉が自動化されてうれしいかというと…じわじわと便利さがわかってくるような感じです。夕飯どきにはすでに食卓のランプが点いている (しかもカーテンも閉まっている) というのは気分がいい感じがします。

TRÅDFRI

ところでリビングの照明は PHILIPS の hue を使用しています。「ゾーラの里」「ナメック星」「タトゥイーン」などプリセットを作って気分に応じて切り替えて楽しんでいます。

色もきれいで、電球のスペックに不満はないのですが、アプリがややこなれていない印象を受けますね。

また、これは PHILIPS だけが悪いわけではないのでしょうが、homekit との連携がもうひとつな感じがします。

子供部屋は3灯のシーリングライト (の本体?と言うのでしょうか?) を前もって購入していて、TRÅDFRI を装着しました。

PHILIPS と比べると IKEA のアプリのほうが機能は少ないですが、スマホっぽくてよく出来ていると感じました。

しかし一昔前は LED 電球というだけで何千円もしたものですが、今やネットワークに繋がるこれでも980円です。時代は進んでいますよね。

ちょっとよくわからなかったのは、リモコン付きのものも980円、リモコン無しのものも980円だったことです…。頑張って見比べても違いがわからなかったのでリモコン付きのほうを購入しました。

こういう物理スイッチのリモコンはやっぱり便利で、子どものベッドの枕元にひとつずつ設置しました。このスイッチひとつで3灯いっぺんに制御することができます。

また、子ども部屋には Echo dot が設置されていますので、音声でも照明を操作できるようにしておきました。ところで上の子はけっこう Alexa を活用していて、Alexa に時刻を尋ねて、どうぶつの森のゲーム内の時刻と現実世界の時刻が同じであることを確かめたりしています。面白いですね。

なお、TRÅDFRI と Alexa の連携にはひとつ罠があって、iPhone に Amazon アプリが入っていると、連携が何度やっても成功しません。いったん Amazon アプリを削除してから連携操作をやったのちAmazon アプリを入れ直せば O.K. です。

ついでに購入したもの

KALLAX

テレビ台という品物がそもそも好きでなく (ブルーレイレコーダーやメディアの類を収納するための家具だと思うのですが、うちにはそうした20世紀の品物は置いていないのです…)、前の家ではテレビを壁掛けにしていたのですが、今度の家は事情があってその手段が取れません。

そのためテレビ台を用意する必要があったのですが、どうにも億劫で先延ばしにしていました。ホームエレクターなんかも検討したのですが、結局は KALLAX を横倒しにして使うことにしました。もちろん、横倒しも仕様上 O.K. です。

いざ買ってみると、さすが売れているだけあってよくできていますね。

KALLAX は言ってしまえばただのカラーボックスなのですが、ちょっとした見た目上の板厚のバランスとかがやっぱりキチンとデザインされている感じがして良いです。

表面はプリント紙ですが、いかにもというチープさはなく、思ったよりマトモな質感でした。しかしながら、一部の部材でプリント紙が最後まで貼られておらず MDF の地が見えていたのはちょっと面白かったです。交換も大変なので見なかったことにしましたが、IKEA の製品はこれくらいの不良は普通だという感じでとらえています。

剛性も十分で、とくに1列タイプに関しては私がちょっと腰掛けても安定しています。パーティとかで人が集まるときなど、緊急的にベンチとしても使えるのではないでしょうか?(同時に何人もは座れないでしょうが…)

一緒に、扉を1つ、引き出しを2つ購入しました。とくに引き出しはよくできていました。スライドレールを底板の固定にも使う構造で、組み立てていて面白かったです。

扉のほうは組み立て時にスライド丁番の調整が必要なのですが、これは DIY とか何も知らない人には少し厳しいような感じがしましたね。

それぞれ、2,000円、1,500円と本体に比べて割高感があるのは否めませんが、スライド丁番やスライドレールなど付属の金物類のことを考えるとそこまで高すぎるということもないのかなという印象に変わりました。

アルミのつまみも実際は安いのでしょうがそこまで安物感はなく、良いと思いました。

余談ですが、この扉は本体と同じカラーを購入したつもりが間違えて別のカラーを購入してしまっていました。しかしながら、いざはめてみると案外アクセントになってよかったなと思っています。

ところで

Apple TV のリモコンで homekit を操作できることに最近になって気付きました。マイクボタンを押し乍ら (※) 「リビングの照明をオフ」とか言うとやってくれます。これだと「Hey, Siri」発声も不要なので便利です。

なお、Apple Watch を口元に持っていくと「Hey, Siri」なしに Siri が起動する機能がありますが、これは私のではうまく動作しないので、ないものとして扱っています。

※AKIRA しぐさ